コルクマットを使う11つのメリットと6つのデメリット

コルクマット

コルクマットを部屋に敷こうか検討している人の中には、「コルクマットなどを部屋に敷くメリットやデメリットって何だろう?」と気になっている人も多いと思います。

 

 

今回はコルクマットを敷くメリット・デメリットを紹介したいと思いますので、購入する際の参考にしてみて下さい!

コルクマットの11つのメリット

まず、コルクマットのメリットを紹介したいと思います。コルクマットのメリットは、次の11つです。

 

(1) 弾力性があって防音効果が期待できる
(2) 滑りにくい
(3) 撥水性が高い
(4) 自由自在にレイアウトが可能
(5) 床の傷や汚れを防止できる
(6) 抗菌作用がある
(7) 低刺激
(8) 肌触りが良く、断熱効果もある
(9) 床暖房やホットカーペットの上に敷けるタイプがある
(10) 掃除しやすくお手入れが簡単
(11) 汚れや破損に対応しやすい

以下、これらについて詳しく説明していきます。

 

 

弾力性があり、防音効果も期待できる

コルクマットは高い弾力性・クッション性を有しています。

そのため、物を落としたときや転倒したときの衝撃を和らげてくれるので、フローリング・畳などの凹み防止や、転倒によるケガを予防できます!

 

 

また、防音効果も期待できるため、騒音対策が必要なマンションなどの集合住宅に住んでいる人にピッタリです。

 

 

但し、足音や小物を落としたときの音や衝撃を階下に伝わりにくくできますが、大きな衝撃や音は流石に完全に防ぐことはできません。

コルクマットの防音効果は、あくまで衝撃や音を軽減できる程度と考えた方が良いと思います。

 

 

滑りにくい

コルクマットの表面は、グリップ力が高くて滑りにくくなっています。

 

そのため、滑りやすいフローリングの上を靴下で歩いたとしても滑って転ぶのを防いでくれます。

 

また、小さな子どもがいる家庭だと、子どもが部屋の中で走り回って滑って転倒なんてこともあり得ますが、その可能性を低くできますし、コルクマットが転倒時の衝撃を和らげてくれます。

 

 

撥水性が高い

コルクはとても撥水性の高い素材として知られています。ワインの栓にも使われていますよね。

 

 

水を通しにくいため、コルクマットに水などをこぼしたとしても、すぐに染み込むことはありません。濡れたところをサッとタオルなどで拭き取ることで、表面がサラサラな状態を保つことができます。

 

このため、コルクマットは、キッチンや洗面所、脱衣所といった水回りに最適だと思います。

 

 

自由自在にレイアウトが可能

つなぎ目を合わせるだけで好きな場所に、必要な大きさ分だけ敷くことができます。さらに、コルクマットはハサミやカッターで簡単にカットすることもできます。

 

家具やインテリアの大きさや配置に合わせて自由自在なレイアウトが可能なのは非常に大きなメリットだと思います。

 

 

床の傷や汚れを防止できる

 コルクマットに限りませんが、マットを敷くことで床(フローリングや畳など)の傷や汚れを防止できます。

さらに、コルクマットは小片になっているので、敷きたい場所だけ部分的に敷くことができます。小さな子どもがいる家庭では、遊び場に敷くことで おもちゃなどで床に傷が付くのを防ぐことができます。

 

 

抗菌作用がある

コルクには天然の抗菌成分「スベリン」が含まれており、ダニやカビなどの繁殖を防いでくれます。

 

 

また、絨毯のように毛足に埃や毛などが絡まることがなく、ダニの住処になる場所も少ないのも特徴です。

ダニやカビ、埃などのアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)が溜まりにくいので安心して使用できます。

 

 

環境にやさしく低刺激

コルクマットに使用されているEVA樹脂は、環境にやさしく、弾力と柔軟性に富んだ素材です。また、耐久性や対候性にも優れており、赤ちゃんの玩具やサンダルの底やバスマットなどにも使われています。

 

なお「やさしいコルクマット」は、世界的な検査機関であるSGSや国内検査機関などの検査結果でも安全性が証明されています。

特に、ホルムアルデヒド検出試験では乳幼児(生後24ヶ月)基準をクリアしており、ノンホルムアルデヒド商品として赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心して使用できます!

 

 

肌触りがよく、断熱効果もある

コルクマットは肌触りの良さが大きな特徴で、口コミでも「表面がサラサラしてて気持ち良い」という声がとても多いです!

 

 

断熱効果もあり、夏はひんやり冷たく冬は暖かいため、一年を通して快適に使えるのも嬉しい機能ですよね。

特に、冬場のフローリング表面のような冷たさを感じることなく歩き回れます♪

 

 

床暖房やホットカーペットの上に敷けるタイプがある

最近は、床暖房やホットカーペットに対応したコルクマットも登場してきています。
※全てのコルクマットが対応しているというわけではないので、ご注意ください。

 

なお、当店で取り扱っている「やさしいコルクマット」は、国内試験所での耐熱試験(JIS S 2029-2002準用)で60℃まで変形などの異常がないことが確認されています。

一般的な床暖房やホットカーペットの表面温度が30℃~40℃ですので、床暖房やホットカーペットの上に敷いても安心です。

 

但し、設定温度の上げ過ぎや長時間使用していると、熱がこもって60℃以上の高温になってしまうことが稀にあります。設定温度の上げ過ぎなどにはご注意ください!

 

 

掃除しやすくお手入れも簡単

コルクマットの掃除方法は、フローリングやカーペットなどと同じように、上から掃除機をかけてホコリなどを取り除くのが基本となります。

 

カーペットやラグの場合ですと、埃や髪の毛などが絡み付いたり、毛の奥に入り込んだりしてしまうと、掃除機などで吸い出しにくくなりますよね。

 

 

一方、コルクマットの表面は平坦な面ですので、毛に絡み付くなどの心配はありません。ですので、カーペットなどに比べて、掃除がとっても簡単です。

また、少し汚れが目立ってきた場合には、汚れが目立つ部分だけ取り外して水洗いできます♪

 

 

カーペットやラグのような一枚物の場合には全て水洗いする必要がありますが、コルクマットは部分的に取り外して洗えるため、お手入れも楽にできます!

 

 

汚れや破損に対応しやすい

そもそも水などの液体が染み込みにくく汚れにくい上に、コルクマットは一部分が汚れたとしても部分的な取り換えが可能です。

カーペットの一部分の汚れが落ちない場合や破れた場合、我慢して使い続けるか買い換えるしかありませんよね?

 

 

一方、コルクマットなら、汚れが落ちない部分(または破損した部分)のみを取り換えるだけで解決します。

 

 

コルクマットの6つのデメリット

メリットがあればデメリットも知りたくなりますよね?

ここではコルクマットのデメリットも紹介いたします。コルクマットのデメリットは、次の6つです。

 

(1) 表面からコルク屑が出てくる
(2) コルクマットの端の部分や、つなぎ目が反ってくる
(3) 多少ニオイがする
(4) 厚みがある分、つまずきやすくなったり、部屋が使いにくくなったりする
(5) 重い家具などを長い時間 置いておくと跡が残る
(6) 床暖房やホットカーペットの上に敷くと効きが悪くなる

以下、これらについて詳しく説明します。

 

 

表面からコルク屑が出てくる

コルクマットの表面にコルクの屑(くず)が付着している、または表面からコルクの屑が出てくるといった感想は多いです。

これは、コルクを接着材で固めてマット状にしているため、接着力の弱い表面のコルクがポロポロと剥がれ落ちることによるものです。

 

 

但し、コルク屑はコルクマットを使い続けているうちに落ちにくくなってきて、次第に気にならなくなっていきます。

ですので、コルクマットを使い始めて何日間かは続けて掃除機やお掃除クリーナーをかけて様子を見て下さい。

 

 

コルクマットの端の部分や、つなぎ目が反ってくる

使用していると次第にマットの端(角の部分など)やつなぎ目が反ってくることがあります。

 

暖房器具や床暖房の熱などで反ってしまうこともありますが、コルクマットの品質が低い場合も原因として考えられます。

 

 

他の購入者の口コミやレビューを確認するなどして、品質の高いマットを購入するようにしましょう。また、コルクマットを暖房器具からできるだけ離して使用することも有効です。

 

 

多少ニオイがする

私はあまり気になりませんでしたが、これも購入者に意外と多い感想です。

 

 

臭いの元は、コルクマットのベース素材であるEVA樹脂を加工するのに使用される架橋剤(かきょうざい)です。架橋剤とは、製造時に加工しやすくなるよう樹脂の物理的性質や化学的性質を変化させるために用いられるものです。

 

 

臭いの元となるこの架橋剤は時間が経過すると揮発してなくなり、臭わなくなります。
しかし、コルクマットは密封された状態で保管されているため、製造時に使用されたこの架橋剤が揮発せずに残ってしまいます。

そのため、開封してすぐは臭いが気になることがあります。

 

 

ただし、臭いがするのは最初のうちだけです。ほとんどのコルクマットは2~3日使っているうちに、架橋剤が揮発してなくなり、臭いは気にならなくなっていきます。

 

 

厚みがある分、つまづきやすくなったり、部屋が使いにくくなったりする

コルクマットの厚みが厚いとクッション性や防音効果は高まりますが、床面から段差ができてしまい、小さな子どもや高齢者が足を引っかけてつまずく場合があります。

 

 

また、コルクマットの厚みが厚いと、ドアやテレビボードの扉、クローゼットの扉などが厚いコルクマットに引っかかって開かなくなる場合もあります。

購入する際にはコルクマットの厚みや、マットの配置を考慮する必要があります。

 

 

重い家具などを長い時間 置いておくと跡が残る

コルクマットだけでなくマット全般に言えますが、ソファやタンスなど重い家具を長い間載せていると、凹んで元に戻らなくなってしまいます。

 

 

通常、コルクマットには弾力性があるため少し凹んだくらいなら元に戻りますが、大きな力で押し潰された場合や、長時間凹んだ状態のままだと元に戻らなくなってしまいます。

コルクマットを凹ませたくない場合は、あまり重たい家具などを上に置かないようにしましょう。

 

 

床暖房やホットカーペットの上に敷くと効きが悪くなる

コルクマットと床暖房はあまり相性がよくありません。

 

というのも、コルクマットは断熱効果を有しているため、床暖房の上に敷くと暖房の効きが悪くなってしまうためです。無駄に光熱費がかさんでしまうことにもなってしまうので、ご注意ください。

そのため、ホットカーペットは、コルクマットの上に敷くようにしましょう

 

 

また、コルクマットは床暖房やホットカーペットに対応していない場合も多く、熱で変形したり反ったりすることがあります。床暖房やホットカーペットの上に敷こうと考えている場合は、購入する際に床暖房対応か否かを必ず確認しましょう。

 

 

おわりに

いかがでしたか、今回はコルクマットを使うメリット・デメリットをまとめてみました。コルクマットを購入する際や、部屋に敷く際の参考にしてみてください。

 

最後に、コルクマットを使うメリット・デメリットをまとめます。

【メリット】

(1) 弾力性があって防音効果が期待できる
(2) 滑りにくい
(3) 撥水性が高い
(4) 自由自在にレイアウトが可能
(5) 床の傷や汚れを防止できる
(6) 抗菌作用がある
(7) 低刺激
(8) 肌触りが良く、断熱効果もある
(9) 床暖房やホットカーペットの上に敷けるタイプがある
(10) 掃除しやすくお手入れが簡単
(11) 汚れや破損に対応しやすい

 

【デメリット】

(1) 表面からコルク屑が出てくる
(2) コルクマットの端の部分や、つなぎ目が反ってくる
(3) 多少ニオイがする
(4) 厚みがある分、つまずきやすくなったり、部屋が使いにくくなったりする
(5) 重い家具などを長い時間 置いておくと跡が残る
(6) 床暖房やホットカーペットの上に敷くと効きが悪くなる

快適な部屋作りの一助になれば幸いです♪

 

 

【 おすすめのコルクマット 】
私のおすすめの「やさしいコルクマット」は、弾力性や防音性、断熱性に優れており、オールシーズン使用可能です♪

(※コルクマットなどのジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)

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