厚手のコルクマット・ジョイントマットの6つのデメリット(注意点)と4つのメリット

コルクマット

コルクマットやジョイントマットには、「厚手」のタイプがありますよね。

 

「厚手はクッション性も高くて、メリットしかないのでは?」と感じるでしょうが、厚手にもデメリット(注意点)は存在しています。

 

そこで今回は、厚手を選んだ後で後悔しないために、「厚手のコルクマット・ジョイントマットの6つのデメリット(注意点)」「厚手のマットの4つのメリット」について紹介したいと思います。

 

 

厚手のマットの6つのデメリット(注意点)

厚手のコルクマット・ジョイントマットのデメリット(注意点)は、以下の6つです。

(1) 床面から大きな段差ができてしまう

(2) 厚みがあってカットしにくい

(3) レギュラーサイズ(一枚の面積が小さなサイズ)があまり無い

(4) 大判サイズ(一枚の面積が大きい場合)が多く、保管に大きな場所を取られる

(5) 薄型のマットに比べて、価格が高め

(6) 薄型よりも耐久性が低め

 

以下、順に説明していきます。

 

床面から大きな段差ができてしまう

コルクマット・ジョイントマットを部屋全体に敷き詰められない場合には、マットによって床面から段差ができてしまいます。

 

厚手のコルクマット・ジョイントマットを使用していると、床面から大きな段差ができてしまい、小さな子どもや高齢者が足を引っかけて、つまづきやすくなってしまいます。

 

また、ドアなど(クローゼットの扉や、テレビ台や食器棚の引き出し)の下の隙間が小さいと、ドアや引き出しがマットに接触して開かないという場合があります。

 

 

厚みがあってカットしにくい

コルクマットやジョイントマットを部屋の壁の形状にピッタリ合わせて敷き詰めようとすると、どうしてもマットをカットする必要がでてきます。

 

しかし厚手タイプは厚みがある分、薄型よりもハサミやカッターでカットしにくくなってしまいます。

慣れれば問題ありませんが、例えば、カッターで切る場合に、1・2往復ほど余計に手間がかかります。

 

 

レギュラーサイズ(一枚の面積が小さなサイズ)があまりない

コルクマット・ジョイントマットの製品ラインナップは意外と少なく、厚手タイプのマットの多くは、大判(ラージサイズ)となっています。

 

つまり、「厚手タイプ」=「大判サイズ」であることが多いため、厚手タイプは大判サイズのデメリットも持つことになってしまいます。

 

 

一枚の面積が大きい場合が多く、保管に大きな場所が取られる

上の写真は、レギュラーサイズのマット(上側)と大判厚手サイズのマット(下側)を撮影したものです。

 

上述したように、厚手タイプは大判(ラージサイズ)であることが多いので、一枚の面積が大きい場合が多くなってしまいます。

 

一枚の面積が大きいと、保管する際に大きなスペースが必要になってしまいます。また、厚みもあるので、薄型に比べると厚みも増えてしまいます。

 

 

薄型のマットに比べて価格が高め

厚手タイプは、薄型に比べて使用される材料が多いためか、薄型よりも値段が高くなっています。

 

 

薄型に比べると耐久性が低い

厚手タイプは、薄手のものに比べてクッション性が高くて変形しやすくなっています。そのため、厚手タイプは薄手のものに比べて耐久性がやや低くなってしまいます。

 

 

さらに、厚手タイプのコルクマットは、以下❶ ❷ に示す物理的ストレスによって表面のコルクが剥がれやすくなります。

厚手のコルクマットは、クッション性の高いベース素材(樹脂)の厚みが 薄型のものよりも厚くなっています。

そのため、厚手のコルクマットの上に乗ったときの凹みは、薄型の上に乗ったときよりも大きくなります。表面のコルク層は、ベース素材に比べて伸び縮みしにくいので、ベース素材の変形に追従できず、剥がれやすくなります。

 

コルクマットは、膨張率の異なる素材(コルクとベース素材)を貼り合わせた構造のため、室内の温度変化や湿度変化によって、反ってしまいます。

特に、ベース素材が厚い「厚手」タイプは、「薄型」タイプのコルクマットよりも反りが大きくなってしまいます。

 

 

厚手のマットの4つのメリット

次に、厚手のコルクマット・ジョイントマットのメリットを説明します。厚手タイプのメリットは以下の4つです。

(1) クッション性が高く、ケガ防止になる

(2) 薄型よりも断熱性が高く、床面からの冷え防止になる

(3) 大判サイズの場合、敷きやすい

(4) 大判サイズの場合、つなぎ目が少なくなる

以下、順に説明していきます。

 

クッション性が高く、ケガ防止になる

厚手タイプは、薄手に比べてクッション性が高いため、衝撃を吸収力が高くなります。

 

そのため、赤ちゃんや高齢者が転倒した際のケガ防止になります。

 

 

薄型よりも断熱性が高く、床面からの冷え防止になる

厚みのある厚手タイプは、薄型よりも断熱性が高いのが特徴です ♬
特に冬のフローリングは冷たく、スリッパなしで歩いたり、直接床に座ったりするのはツラいですよね。
厚手タイプのマットを敷くことで床面からの冷えが大幅に改善されますし、足元が暖かくなれば冬の暖房費を節約することもできます!

 

 

大判サイズの場合、敷きやすい

厚手タイプは、大判サイズ(ラージサイズ)であることが多く、大判サイズのデメリットを持っていることが多いと述べました。しかし、逆に考えると、厚手タイプは大判のメリットを持つことも多くなります。

 

つまり、一枚の面積が大きいので、敷設予定のスペースに敷く枚数は少なくて済みます。当然、つなぎ目(ジョイント部分)をつなぎ合わせる手間や時間も少なくて済みます。

 

 

大判サイズの場合、つなぎ目が少なくなる

厚手タイプが大判サイズの場合、マット同士のつなぎ目は少なくなります。

 

つなぎ目が少ないと、お部屋全体がスッキリした印象に見えます。また、大判サイズだと、ジュースなどの水物をこぼしたとしても、つなぎ目の隙間に水分が入り込む可能性は低くなってお掃除も楽になります。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は、「厚手タイプのマットのデメリット(注意点)」「厚手タイプのマットのメリット」について紹介しました。

 

最後に、厚手タイプのマットのデメリット(注意点)と、メリットをまとめます。

厚手タイプのマットの6つのデメリット

(1) 床面から大きな段差ができてしまう
(2) 厚みがあってカットしにくい
(3) レギュラーサイズ(一枚の面積が小さなサイズ)があまり無い
(4) 大判サイズ(一枚の面積が大きい場合)が多く、保管に大きな場所を取られる
(5) 薄型のマットに比べて、価格が高め
(6) 薄型よりも耐久性が低め

 

厚手タイプのマットの4つのメリット

(1) クッション性が高く、ケガ防止になる
(2) 薄型よりも断熱性が高く、床面からの冷え防止になる
(3) 大判サイズの場合、敷きやすい
(4) 大判サイズの場合、つなぎ目が少なくなる

 

このように、厚手マットにはデメリットもありますが、メリットも多く存在しています。必要なシーンに応じて、厚手か薄型のマットを選ぶようにしてみてくださいね。

厚型と薄型のマットを使い分けることで、快適な空間づくりができるので、ぜひご活用ください!

 

 

【 おすすめのコルクマット 】
「コルクマット」は、弾力性や防音性、断熱性に優れており、オールシーズン使用可能なオススメのマットです♪
(※コルクマットなどのジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)

 

 

【 おすすめのジョイントマット 】
クッション性を重視するなら、コルクマットの姉妹品である「ジョイントマット」がオススメです! 豊富な模様・カラーバリエーションの中から選ぶことができます♪
(※コルクマットと同様にジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)

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