コルクマットの大粒と小粒を比較!その違いとオススメのシーンを紹介

コルクマット

コルクマットの表面に使用されているコルクには、「大粒」「小粒」のものがあるのをご存じですか?

 

コルクというのは、コルク樫という木の表皮を細かく砕いて、接着剤で固めたものを言います。そのため、砕いた粒の大きさの違いから「大粒」「中粒」「小粒」などの種類ができます。

 

 

では、この「大粒」「小粒」のコルクマットは一体何が違うのでしょう?

今回は、「大粒」と「小粒」の特徴の違いと、それぞれのタイプにオススメのシーンについて紹介したいと思います。

 

 

 

コルクマットの「大粒」と「小粒」を比較!その違いは?

「大粒」「小粒」の違いを大雑把に分けると、以下のとおりです。

・デザイン性(見た目)の違い
・接着強度の違い
・手触りの違い
・つなぎ目(ジョイント部分)について

 

以下、順に説明していきます。

 

デザイン性(見た目)の違い

コルクマットの「大粒」「小粒」の違いですぐに気付く点は、見た目です。

 

・まず、「大粒」のコルクは、柄が不規則な模様となっているのが特徴です。「大粒」のコルクは、ワイン栓のようなコルクの素材感が良く出ていて、パッと見た瞬間にコルクだと分かるような高級感があります。

 

 

・一方、「小粒」のコルクは素材感があまりなく、柄が少し地味な印象を受けます。良くいうとキメが細かいのが特徴です。但し、素材感があまりないので、遠目で見るとコルクマットとは分からないかもしれません。

 

見た目に関しては、完全に個人の好みだと思われるので、好きな方を選ぶのが良いと思われます。

 

 

接着強度の違い

「大粒」「小粒」で耐久力に大きな違いはありませんが、どちらかというと「小粒」の方が耐久力が高いようです。

 

その理由は、「大粒」のコルクを使用すると、コルクマットが曲がったり凹んだりしたときに粒が割れやすくなることが挙げられます。

また、「小粒」のコルクを使うと、接着剤が浸透しやすくなり(粒が接着剤に接触する面積が大きくなり)結果的に強度が増すとのこと。

 

なお、コルクマットでは、素材感が良く分かるくらいの「大粒」のものは少ないように感じます。一般的には「中粒」「小粒」の物がほとんどだと思います。

 

ですので、市販されているコルクマットでは、粒の大きさの違いによって耐久性(強度)が大きく異なるということは無いと考えられます。一応、「粒が小さい方が耐久性が高い」と覚えておけば良いのではないでしょうか。

 

 

手触りの違い

強いて言えばくらいの違いでしかありませんが、

「大粒」「小粒」のコルクマットを触ったところ、「大粒」の方が多少ザラザラした感じがしました。一方で、「小粒」の方がサラっとした触感です。

 

あまり、大きな違いはありませんので、そこまで気にする必要はないかと思われます。

 

 

つなぎ目(ジョイント部分)について

コルクマットは、ギザギザしたつなぎ目(ジョイント部分)をつなぎ合わせて敷き詰めます。そのため、つなぎ目は多少目立ってしまう部分でもあります。

 

なお、「大粒」は柄が不均一の分、つなぎ目(ジョイント部分)が目立ちにくいのが特徴です。

 

下の写真は、「大粒」のコルクマットのつなぎ目を撮影したものです。見た目にギザギザは、ほとんど分かりませんよね?

 

 

一方、下の写真は、「小粒」のコルクマットのつなぎ目を撮影したものです。このように、粒のキメが細かい分、つなぎ目が多少目立ってしまいます。

 

 

「大粒」と「小粒」でコルクの厚みに違いが出るのか? 

上の写真は、「大粒」のコルクマット(上側)と「小粒」のコルクマット(下側)を側面から撮影したものです。

 

コルクマットに使用されるコルク層の厚みは大体1mm程度と決まっているようです。そのため、「大粒」と「小粒」のコルク層の厚みは、どちらも同じです。

 

すなわち、「大粒」「小粒」の違いで、コルク層の厚みが違うということはありません。

 

ちなみに、クッション性に関しては、コルク粒の違いで大きく変化することはなく、ベース素材(コルク層を貼り付ける、クッション性の高い樹脂板)に依るところが大きいので、気にする必要はないと考えます。

 

 

「大粒」と「小粒」、それぞれのオススメのシーンは?

最後に、「大粒」「小粒」のコルクマットそれぞれの、オススメのシーン(使用状況)について簡単に説明します。

 

「大粒」をオススメする場面

「大粒」のコルクマットをオススメする場面は、次のとおりです。

・コルクの素材感・高級感が欲しい場合
・コルクの肌触りを感じたい場合
・つなぎ目を目立たせたくない場合

 

特に、部屋が大きくて敷き詰めるコルクマットの枚数が多い場合には、つなぎ目(ジョイント部分)がどうしても多くなってしまいます。そんなときに、つなぎ目を目立たせたくのであれば、「大粒」がオススメです。

 

 

「小粒」をオススメする場面

「小粒」のコルクマットをオススメする場面は、次のとおりです。

・コルクマットを目立たせたくない場合
・サラっとした肌触りが良い場合

 

 

まとめ

いかがでしたか?

 

最後に、「大粒」「小粒」の違いについて簡単に項目だけ挙げておきます。

「大粒」「小粒」の違いについて

・デザイン性(見た目)の違い
・接着強度の違い
・手触りの違い
・つなぎ目(ジョイント部分)について

 

クッション性などについては、粒の大きさではなく、ベース素材の材質や厚みに依存するところが大きいので、「大粒」「小粒」の違いを考慮する必要は無さそうです。

 

それよりは、「大粒」「小粒」でデザイン性(見た目)と手触りに差が生じます。「大粒」「小粒」を選ぶ際にはこれらを重点的に確認してみてくださいね♬

 

 

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(※コルクマットなどのジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)

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