コルクマットやジョイントマットはジョイント式なので、必要な部分だけに敷き詰めることができますし、レイアウトも自由自在にできますよね。
ジョイント式であるということは、コルクマットやジョイントマットの大きなメリットの一つです。
しかし、ジョイント式であるが故のデメリットも存在します。
それは、つなぎ目(ジョイント部分)ができてしまうということ。
ここでは、コルクマットやジョイントマットのつなぎ目(ジョイント部分)があることによるデメリットと、その解消方法について紹介したいと思います。
目次
つなぎ目(ジョイント部分)のデメリットとは?
ジョイント式のコルクマットやジョイントマットの場合、つなぎ目(ジョイント部分)ができるのは、ある意味仕方のないことです。
一枚物のカーペットや絨毯などには、つなぎ目(接続部分)はありません。
ですので、一枚物のカーペットや絨毯などに慣れている場合には、これまで無かったつなぎ目(接続部分)ができることになるので、どうしても気になってきますよね?
では、つなぎ目(接続部分)ができると、どういったデメリットが生じるのでしょうか。代表的には次の3つになります。
(2) 水などをこぼしたときに、つなぎ目に入り込んでしまう
(3) つなぎ目が目立ってしまう
以下、それぞれについて説明していきます。
つなぎ目にホコリやゴミが入り込んでしまう
ジョイント式のコルクマットやジョイントマットの場合、つなぎ目(接続部分)にどうしても多少の隙間ができてしまいます。
その隙間にホコリや小さなゴミ、食べかすや髪の毛などが入り込んでしまうことがあります。
水などをこぼしたときに、つなぎ目に入り込んでしまう
コルクマットやジョイントマットは撥水性に優れているため、表面に水やお茶、ジュースなどをこぼしてしまっても、サッと拭き取るだけで表面をサラサラの状態に保てます。
しかし、つなぎ目(ジョイント部分)に水などをこぼしてしまった場合には、つなぎ目の隙間に水などが入り込んでしまいます。
なお、コルクマット自体はカビやダニの繁殖を抑える素材でできています。けれども、つなぎ目の隙間に入った水などは乾きにくく、ダニやカビの温床になってしまうことがあります。
そのため、つなぎ目(ジョイント部分)の隙間に水物が入り込んでしまったときには、その部分を剥がして拭き取り、乾燥させる必要があります。
水などをこぼしてしまった場合でも手入れ(洗濯、拭き取り、乾燥)をしっかりすることで、コルクマットやジョイントマットを清潔な状態に保つことができ、長持ちさせることもできます。
なお、濡れてしまった部分を剥がして手入れするのは面倒と思われるかもしれませんが、一枚物のカーペットや絨毯などの場合には一枚まるまる剥がして洗濯し、乾燥させる必要があります。
その手間を考えれば、部分的に剥がせるコルクマットやジョイントマットの手入れは簡単な方だと思われます。
つなぎ目(ジョイント部分)が見た目で分かる
つなぎ目(ジョイント部分)に隙間ができていると、つなぎ目があることが視覚的に分かってしまいます。
なお、コルク粒が小さな(小粒の)コルクマットは、大粒のものに比べてジョイント部分が目立ちやすいと言われています。
また、コルクマットやジョイントマットの使用頻度などによって厚みが多少変わってきたり、経年劣化で反ってきたりすると、つなぎ目が目立ってきてしまいます。
特に、コルクマットやジョイントマットが反ってくると、つなぎ目に小さな段差ができて、妊婦の方やお年寄りの方がつまずくことも起こり得ます。
つなぎ目のデメリット解消方法
次に、つなぎ目(ジョイント部分)のデメリットを解消する方法を示します。つなぎ目があることによるデメリットを解消する方法は、以下の2つです。
・つなぎ目を裏からテープなどで固定する
以下、順に説明していきます。
マットの上にラグなどを敷く
コルクマットやジョイントマットのつなぎ目(ジョイント部分)が気になる場合には、マットの上に薄手(薄くて洗濯しやすい)のラグなどを敷くことをオススメします。
ラグを敷くことで、マットのつなぎ目を隠すことができますし、水やお茶などをこぼしてしまっても、多少であればラグが吸収してくれます。
水などをこぼしたときは、上に敷いてあるラグをすぐに取り除けば、つなぎ目の隙間に水分が入り込んでしまうこともありません。
また、綿やポリウレタンなどの薄くて軽いラグだと、扱いやすく、手軽に洗濯できるので非常に衛生的です!
つなぎ目を裏からテープなどで固定する
コルクマットやジョイントマットを取り外すときに手間がかかってしまいますが、マットのつなぎ目を裏からテープで留めて固定することも、つなぎ目を目立たなくするのに有効です。
つなぎ目(ジョイント部分)を裏からしっかりと固定することで、コルクマットやジョイントマットの反りも抑えられます。
また、日常生活の中においてマットが多少ずれることがあっても、つなぎ目の隙間が大きくなることが抑えられるので、つなぎ目を目立ちにくくできます。
ただし、つなぎ目を表面からテープで覆うわけではないので、つなぎ目のわずかな隙間に小さなゴミやホコリなどが侵入してくる可能性が多少あります。
また、水などをこぼした場合は、つなぎ目のわずかな隙間に水などが入り込んでいないか、その部分を剥がして必ずチェックした方が良いと思われます。
つなぎ目の隙間が小さくなると、水などが浸入する可能性は低くなりますが、隙間が小さい分、浸入した水分は乾きにくくカビなどの温床になってしまう恐れがあるためです。
なお、水をこぼしやすい場所(例えば、洗面所など)には、裏面からテープで固定するこの方法はあまりオススメできません。
マットを取り外す際に裏面に貼ったテープを剥がして取り外すことになるため、かえって手間が増えてしまうためです。
まとめ
ジョイント式のコルクマットやジョイントマットの場合、つなぎ目(ジョイント部分)ができることは仕方がありません。
しかし、マットの上にラグなどの敷物を敷いたり、つなぎ目を裏側からテープで固定したりすることで、つなぎ目を目立たなくすることはできます。
つなぎ目(ジョイント部分)がどうしても気になる場合には、以下の方法をお試しください。
・コルクマットの上に敷物を引く
・つなぎ目を裏側からテープで固定する
どちらの方法にするかは、コルクマット(またはジョイントマット)の使用場所や用途に応じてお選びください。
快適な住まいづくりにコルクマットをお役立てください!
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「コルクマット」は、弾力性や防音性、断熱性に優れており、オールシーズン使用可能なオススメのマットです♪
(※コルクマットなどのジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)
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(※コルクマットと同様にジョイント式マットは、同じメーカー・同じサイズ同士でないとジョイントできない場合が多いので、購入の際はご注意ください!)
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